金属材料基礎講座-194

内標準法

 金属材料の定量分析には測定元素を標準溶液で調整して測定する検量線法が広く使われますが、物理干渉を補正するのに内標準法が使われます。内標準法はJIS K0116発光分析通則では強度比法と規定されています。検量線作成用標準溶液と試料溶液に測定元素とは別の元素(内標準元素)を一定量添加して、測定元素と内標準元素の発光強度比から濃度を算出します。内標準法のグラフを図1に示します。注意点としては内標準元素は試料溶液に含まれていないことです。内標準元素としてはYを使用することが多いです。もしYが試料中に含まれている時はYbを使用することもあります。

 

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