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エピソード-206

あの人とは合わなかった

 話がかみ合わない人は「苦手な人」扱いされやすいです。お互いに考え方や優先順位などが違うので意見が一つにまとまらないです。仕事では、そのような苦手な人でも会わなければなりませんし、仕事は仕事として進めなければなりません。知らない人と歩み寄ることも大事ですが、あまりにリスクが高い人はほどほどの距離が良いこともあります。全てにおいて「自分にも非があったかもしれない」、「相手の良いところに気付いていないだけ」と考えるのには限界があります。相手も人間です。パーフェクトではありません。

 あまりいい関係が作れずにそのまま疎遠になる人もいます。「あの時もう少し話をしていれば」と後悔することもあるかもしれません。もちろん伝えるべきことを伝えていない時は別ですが、疎遠になったのが自然の流れということもあります。特にお互い問題があったわけでもない、ケンカをしたわけでもない自然に会わなくなることはあります。いわゆる自然消滅です。もし、会いたければ会いに行けばよいのです。現在において特に影響していない時は「あの時、あの人とは合わなかった」だけかもしれません。自分のコミュニケーション力を疑ったり、意味のない負い目を感じることはありません。

 

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