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エピソード-188

無駄に対抗しない

 誰かと競い合い、その結果お互いが成長できる関係性はとてもよいものです。しかし、こちらがその気でも、相手も同じように考えているとは限りません。相手は特にその気がなく、単にマウントをしているだけということはあります。この場合、どんなにこちらが思っても、相手は応じてくれないでしょう。自分が勝てばそれでよいのです。特にあなたとの関係性について深くする必要はないと思っているでしょう。もちろん、このようなことを露骨に言葉にする人はほとんどいないですが、相手の行動を振り返ると思い当たる節はないでしょうか。

 対人関係におけるマウントは仕事においてほとんど無意味ですが、意識する人はいます。「そんなことをしてもつまらない」と言いたくなりますが、ほとんど聞いてくれないでしょう。その人にとっては重要なことなのでしょう。とは言え、相手のペースに巻き込まれてマウント合戦に付き合うのも時間と労力の無駄です。かと言って、その人のことを全く無視することもできません。適度な距離感をもって接するのが最善と思います。相手は感情的に訴えてくるので、出来る限りそれを流して、事務的な対応くらいでちょうど良いかもしれません。とにかく無駄に対抗したり、張り合わないことです。相手はそれを待っているのです。