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エピソード-186

選択肢を増やす

 行き詰った時の対応として、自分の中で多くの選択肢を持っていると有利です。この選択肢には自分自身のスキル以外にも情報源は人的ネットワークなど色々なものが含まれます。あとから「こんなものが役に立つと思わなかった」と言われるようなものです。自分にとっては特別でもなく当たり前のことでも、周りの人にとっては、スキルとして十分通用するものに見えたりします。いくつかの得意分野や嫌いではないことに注目することから始まります。なお、あまり範囲を広げすぎると中身が浅くなるので、バランスは必要です。

 自分の選択肢を増やす過程において、中心となるものは意識します。選択肢はあくまで選択肢であり、自分の中心ではないのです。はじめは興味本位などでもよいのです。色々な分野に興味を持つことです。好きなことの発展でもいいのです。選択肢が少ないため、困ったときに行動できないのが問題なのです。また、気持ちとして「まずはやってみよう」という考えがあると選択肢を増やしやすいです。ダメな時はそれまでです。時間をかけて「ダメだった」ことが分かったのです。そして試そうとした経験も残りました。次に同じような状況になったときに回避することが出来ます。得意分野を鍛えることとは反対の発想ですが、成果を得るための一つの方法です。