· 

エピソード-151

いやなこと全て受け入れるわけではない

 仕事でも人間関係でも全て自分の思い通りにはなりません。むしろ思い通りになることは少なく、思い通りにならないことの方が多いでしょう。そして思い通りにならないことの中には自分のいやなことも含まれるでしょう。やりたくないこと、苦手なこと、不都合なことなどです。時と場合によっては嫌なことも受け入れたり、やらざるを得ないこともありますが、必ずいやなことを受け入れなければならないわけではありません。理不尽なことなど反対する理由があるときは反対します。

 反対するときは単にワガママとならないように自分の意見や客観的データなどを準備できるとよいです。相手にもそれなりの理由があります。単なるワガママを聞いていたら物事が進みません。もちろん反対意見を主張しても結局変わらないこともあります。それでも、自分の意見や主張を示すことは大事です。理不尽や不都合なことを受け入れてしまうと、それが慣れてしまい適切に反対することが出来なくなっていきます。

 管理者にとっては反対する人より言うことを聞く人の方が扱いやすいので、扱いやすい人、何を言っても反対しない人として扱われる可能性もあります。しっかりと自分の通すべき意見や主張は行いましょう。