人の頑張りはわからない
自分が結果を出すためにどのくらい頑張ったかはわかりますが、他の人が結果を出すためにどのくらい頑張ったかを予想するのは難しいです。同じ結果でも、人によって得手不得手があります。また、仮に頑張った量が同じだとしても、その感じ方も人によって違います。とても苦労した、と感じる人もいれば、そこまで苦労しなかったと感じる人もいるでしょう。また、頑張ったアピールがうまい人もいます。これは単に大変だったこと、苦労したことをアピールしているだけです。その内容に頑張った時間や行動など具体性がなければ、聞き逃してよい内容です。
頑張れば結果が出るわけではありませんが、結果を出した人は頑張っています。というのは有名な言葉です。日々の頑張り方やその方向性が間違っていれば時間をかけても結果があらわれません。しかし、結果が現れるまで時間がかかることもあります。人が頑張っているかどうか評価するときに結果が出ていれば明確です。しかし、現在結果がない時には将来的に結果がでそうか、修正が必要か判断しなければなりません。アピールするとしたら、頑張ったことそのものよりも、時間を費やしたその内容です。自分にとって良いことは話せますが、よくわからないことは話しにくいです。人を評価するときは相手の感情的な話ではなく、具体的な行動に注目してアドバイスします。
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