· 

エピソード-125

得意分野

 何事も自分の得意な分野が最も結果を出しやすいです。そして、結果を出す過程も充実したり、楽しめたりすることが多いです。仕事の場合、得意な分野でも最低限の規則や慣例はありますが、大きな不満を持たずに仕事を進めることができます。そして、この得意分野とは決して仕事の業界、業種、部署だけに限らないことです。話すこと、聞くこと、書くことなど、色々なことにも当てはまります。人数は大人数か少人数か、準備が得意か、実行が得意か、など細かい仕事の単位になっても得意分野か否かということがあります。

 もちろん、全てを得意分野だけにそろえることは難しいですが、自分は何が得意かを意識することは出来ます。そして、出来る限り、得意な方向に周りの人や仕事を進めます。また、得意なことと、緊張しないことは別のことです。得意なことでも大事な仕事や、重要な選択の時には緊張します。得意で楽しい時は外から見たら緊張してなさそうですが、本人はしっかり緊張します。

 得意なことをしている時は、自然と良いアイデアが浮かんだり、結果が出やすかったりします。もちろん、全く苦労しないわけではありません。得意で楽しいことでも、努力を怠れば周りの人に追い抜かれ、後退してしまいます。得意なことを磨き上げ自分だけの武器にします。