過去の経験や実績
多くの経験や実績があるのは良いことですが、それに固執してしまうと新しい挑戦やチャレンジの足かせとなるリスクがあります。何かの成功体験があると、類似の状況で同じような手順や工程を行います。それ自体は特に問題ありませんが、時代が進むと何事も改善されるように経営力、技術力、コミュニケーションなど色々なことが進歩します。それによる高効率化や便利化は色々なところで起きます。その結果、昔と全く同じことを繰り返すのは次第に効率が下がっていきます。昔の成功体験や実績を新しい手法や技術と合わせてより良い方法を目指すのが適切なやり方です。しかし、それが出来ずにかたくなに新しいことを取り入れないこともあります。新しいことを受け入れることが、まるで過去を否定されたかのように感じるのかもしれません。しかし、決して過去や、かつての経験や実績を否定しているのではないのです。あくまでやり方の問題なのです。
自分の経験や実績を自分自身のように考える人はいます。しかし、自分はあくまで自分自身であり、経験や実績は自分とは別なのです。もちろん相手自身も経験もどちらも否定しません。良い経験をしたのなら、そこに固執するのではなく、その経験を元に新しいことに挑戦して結果を出し続けます。
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