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エピソード-116

まず行動

 結果が出なくて「これでいいのだろうか」と悩むことは多々あります。結果を出すための行動があまり効果的ではない可能性もありますが、すぐにベストの方法が見つかることも少ないです。これまでの振返りや新しい方法のトライアンドエラーはもちろん必要です。しかし、ここで最も悪いことは悩んで考えている時間が長くて、行動が止まっていることです。考えることは何事においても必要ですが、半日や長くても一日考えて何も答えがでないなら、それ以上考えてもいいアイデアは浮かばないでしょう。そういう時は効果的か否かではなく、少なくともやらないよりはやった方がいいだろう程度でも行動しましょう。自分では考えているつもりでも人の集中力はそれほど長く続かないので、長く考えるよりは目に見える行動をする方が良いです。そうすれば、少しでも良い方向に向かう可能性があります。また行動した結果、何かいいアイデアが浮かぶこともあります。そしたらそれをトライするのです。

 大きな結果を出す人を見ると「何か特別なことをしているのではないか?」と思うことがあります。もちろん特別な結果を出すためには特別なことを行っている可能性はあります。また、一つ一つの行動や作業は特別ではないけれども長く継続した結果「特別」となった可能性もあります。