客観的に見る
自分を客観的に見るというのは難しいです。自分では「客観的に見ている」と思っているからです。年齢や経験を重ねれば色々なことを体験します。そして「そういうことか」と気づく場面も多々あるでしょう。確かに成功までの道筋が見える時もあります。しかし、それは稀な場合です。客観的になるために、「本当にそうなのか」と常に自分で考えることは大事です。そして自分が何を考えているか、思っているかを冷静に見ることも重要です。この時に正しい、間違っているという視点ではなく、単純に「今自分は何を考えているか」と認識することです。
正しい、間違っているという視点は客観的ではありません。誰から見て正しい、間違っているという判断を起こしがちです。これに類似することとして、優れている、劣っているという視点も客観的ではありません。自分を冷静に見る時はこれらの視点を除いて見ることが難しいです。なぜなら、日常的にどちらが正しい、間違っているという視点を使うからです。自分の昔の判断は正しかったのか、間違っていたのかと悩むことがあるかもしれません。この場合は単に「悩んでいる」状態です。無理に正しかった、間違っていたと決める必要はありません。自分を見る時の言葉はできるだけ短くシンプルにします。
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