すぐに結果が現れないもの
結果に結びつく行動に集中すること、については多くの人が賛同し、実行しているでしょう。では、なかなか結果にあらわれないことは全て無駄なことといえば必ずしもそうではありません。地道な基礎練習などはそれ単独で結果につながることはほとんどないでしょう。しかし、結果を出すためのベース作りには必要なことです。いわゆる基礎です。スポーツにおける筋トレなどの体つくりは全種目共通です。テクニックが優れていてもベースとなる体ができていなければ大事な時に動けません。このような基礎的な練習は一日、二日で結果は現れません。一か月や数か月かけて「そういえば身についてきたかも」と感じるものです。変化を感じるようになるとやる気やモチベーションも保てますが、変化が現れるまでの準備期間は大変です。
今行っていることが、変化が現れるまでの準備期間なのか、それとも無駄なことなのか判断するのは難しいです。時間が許されれば継続して様子を観察できます。しかし、その時間がなくてすぐに続けるか止めるかの判断を迫られた時は「基礎的なことか否か」を基準に見てみると良いかもしれません。基礎的なこととは単純なことで大半の人が容易にできます。一方で基礎的なことは内容によっては時代に合わないものもあります。その場合は同じ効果が期待できるような内容に変更することも必要です。「筋肉は裏切らない」という言葉も正しい筋トレを続けた成果です。
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