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エピソード-90

少数派と多数派の意見

 自分に対する評価が少数派の意見か多数派の意見かは重要です。また、それらの人はどのような分野、年代の集団ということも重要です。ありとあらゆる人から意見を尋ねるのは不可能です。必然的に自分に近い人や自分と関わりのある集団を対象にすることになります。また質問の内容によっては多数派の意見が重要な時もあれば、ただ一人の意見が大事な時もあります。

 自分の製品やサービスを売り込むためには顧客は多い方が良いです。そのため多数派の意見を反映させた内容になりやすいです。また、自分の個性や特徴について質問した場合、多くの人が同じ意見の時もあれば、色々な意見が出る時もあるでしょう。同じ意見の時はどんな人に対しても同じようにふるまっているのでしょう。色々な意見が出る時は多くの特技を持っているのかもしれません。

 少数派と多数派のどちらが大事ということはありませんが、どちらの意見にも耳を傾ける必要があります。しかし、全ての人に満足してもらうことは不可能なので、反対意見は必ずあります。一つ一つの意見に一喜一憂してはつかれますが、「そういう意見もある」ということを認識することは大事です。