· 

エピソード-87

周りの反応

 自己評価を客観的に行うのは難しいです。自分のことは自分が一番見えていないとも言われます。比較的簡単に自分を客観的に見てくれるのは周りの人です。もちろん、相手との関係性によって甘い評価、厳しい評価をする人はいますが、自己評価よりは客観的な視点となります。依頼する相手は出来る限り客観的に物事を見る視点を持つ人が良いです。あまり感情的にならずに冷静に色々な観点から人をみることが出来る人が理想です。

 自分では良かれと思っていることも、周りの人にはそうでもないということが起こる可能性はあります。自分が頑張っているのに周りの反応がイマイチな時は、周りの評価がイマイチなのかもしれません。「自分の意見がないのか」と思われるくらい周りに左右されるのも問題ですが、周りの反応を全く聞かないのも問題です。自分では見えていない課題や問題を気づく機会とするのか、悪い方に流れてしまうのかはコミュニケーション次第です。そして、それを的確に助言してくれる人を味方に出来れば心強い存在となります。