· 

エピソード-45

外見と内面

 人の外見と内面については色々な議論があります。外見とは顔つき、体格、服装など目に見えることです。そして内面とは思考、経験、知識など目には見えません。外見よりも内面が大事という意見もあれば、外見が大事という意見もありますが、結局は両方大事です。なぜなら人の外見と内面は表裏一体のため、外見と内面を別々に分けることが出来ません。例えば、その日の服装を決めているのは本人です。その服装という外見には本人の選択という内面が反映されています。他の身だしなみも同様です。大事な仕事の時にはしっかり決めて家を出るでしょう。しかし、近所のコンビニに行く時は普段着という人もいるでしょう。

 一方、体格などの体つきを変えるにはダイエットや筋トレなど時間がかかります。一日だけ頑張っても効果はほとんどありません。継続することで体に変化が起こります。外見として行動を起こすとともに思考や習慣などの内面の継続的な変化も必要になります。

 自分を変えようとした時に行動、思考のどれを変えた方がよいか、という質問の答えはどちらでもよいです。それらは自分の一面を外見から見たのか、内面から見たのかの違いでしかないからです。行動を変えれば思考も変わります。思考を変えれば行動も変わります。人によってやりやすい方を選べばよいのです。