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エピソード-10

自分自身の目標を決める

 大きな仕事のプロジェクトなどを進める場合、全てを一人で行うことはほとんどまれで、おそらく各担当業務が割り振られるでしょう。それが自分の業務目標になります。この時、この業務目標を「プロジェクトの一項目」と考えるか「自分自身が全力で成果をだす業務」と考えるかで、その後の成果や周りに与える影響が変わってきます。どんな仕事でも「やらされてる仕事」というのは指示された成果しか得られないでしょう。それに対して「自主的に取り組んでいる仕事」であれば、創意工夫をして期待以上の成果を得ることができます。それに周りの人に対しても「あれだけ一生懸命にやっているなら自分も頑張ろう」という効果を生み出すこともあります。周りの人も巻き込み、チームとして成果を出していけるようにもなります。

 このきっかけになるのは自分自身の目標を決めることです。最初は指示された仕事だとしても、一度自分に話が来たら、それは自分の仕事としてとらえることです。そうすると、仕事に対して誠実に取り組め、自分の成長にもつながります。また純粋に仕事自体も楽しめるようになります。