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エピソード-8

To Doリスト

 仕事の進め方のような書籍においてもTo Doリストはよく登場します。やり方としては主に1日単位で朝または前日の夜などに当日やるべき仕事を箇条書きにしてリスト化して、それを実行したら一つ一つチェックしていくものです。作業の見える化としてもとても有効です。もちろんこれを1週間単位、1月単位と長時間単位にしたものが計画となります。

 このTo Doリストですが、他にも効果があります。それはTo Doリストの項目を頭のキャパから消すことです。もし、To Doリストがなければ、常に頭のキャパにはTo Doリストの内容があります。これは前述の成果を出すための業務のキャパを圧迫することになります。それはもったいないことです。To Doリストの内容はノートなどに書き出して、1項目終わるたびに次の項目を見て確認すればよいのです。「そんなことをしなくても、私はTo Doリストの内容は常に頭に入っている」と考えているようでしたら、それはもったいないことです。わざわざ頭のキャパを自分で圧迫していることになるからです。